おとうさんの子育て奮闘記(その1) [子育て]
このブログでは、お勧めの一品だけではなく、私の身の回りの出来事も紹介したいと思います。
今日は私の子育て奮闘記のお話をご紹介。ちょっと恥ずかしいですけど。
自分で言うのもなんですが、子供と接している時間は多い方だと思います。
子供というのは不思議な生き物で、当たり前の事ですが、中々親の思った通りには動いてくれません。
ため息をつきたくなる様な事の方が圧倒的に多いのですが、時にたまらなく愛しく思える瞬間があります。
今回はそんなエピソードを。それでは「続きを読む」からどうぞ!
私には、6才と3才になる娘がいます。
昨日の日曜日、夕方2人を連れて散歩に行きました。お目当ては近所のゲーセンに来る
「かものはしかも」というキャラクターの着ぐるみと一緒に写真を撮る事と、風船をもらう事。
無事写真を撮り、6才の娘はピンクの風船、3才の娘は赤い風船をもらい(ついでに小さいぬいぐるみと
シャア専用カップヌードルをゲット)、ご満悦で散歩を続けておりました。
悲劇は商店街を歩いている途中に起こりました、3才の娘がつまづいてしまい、その拍子に、
手にしていた風船は、空高く飛んでいってしまいました。
宝物を失い号泣する娘。一気に集まる通行人の視線。き、気まずい・・・・。
「風船は鳥さんとお友達になったんだよ。」とか、「風船はお星様になって見守ってくれてるよ。
(何という不謹慎な慰め方だ!)。」とか、色々と慰めましたが、娘はすっかりと意気消沈してしまいました。
そんな盛り下がった状態で夕飯を済ませた時、6才の娘が「お月様がきれいに見えるよ!」と言いました。
確かに、ベランダの向こうには月がきれいに輝いておりました。盛り下がった3才の娘も一緒に見ていましたが、
突然、「おとうさん!!、風船!、風船が帰ってきたよ!!」と叫びました。
よくよく見ると、月の横に見える高層マンションの壁についている赤い航空障害灯だったのですが、
娘にはそれが失った風船に見えた様です。「よかったね。お前が一杯泣いてたから、風船が心配して
見に来てくれたんだよ。」と言ったら、目にうっすらと涙を浮かべて、「うん、うん」と何度もうなずき、
その赤い光を見続けていました。そんな娘を見て、不覚にも熱いものが込み上げてきてしまい、
娘を愛しいと思う気持ちで一杯になってしまいました(その横では6才の娘が「あれは電気だよね~、
風船じゃないよね~」と、良い雰囲気をぶち壊しまくってましたので、軽くどついときました)。
娘を抱きしめ、「よかったね、よかったね」という私の目にも、うっすらと涙が・・・。
娘も私に抱きつき、「よかった、よかった」と泣きじゃくっていました。
いつもは言う事を全く聞かず、わがまま三昧な娘ですが、この純粋さには、大人の私もかないません。
赤い光を見ても、悲しいかな、それを風船と思う様な発想力が私にはもうありません。
年を重ねる毎に、大切な何かが少しずつ無くなっていく様な、そんな事を思わせる出来事でした。
娘のこの純粋さ、いつまでも忘れないで欲しいな~。あと何年かすれば、こんな事はすっかり忘れ、
親にたてつく様になってくるんでしょうけど。覚悟はしていますが、想像するとちょっと悲しい・・・。
以上、ちょっとおセンチなエピソード紹介でした。
次回は、私の持病である、パニック障害のお話をさせて頂きたいと思います。中々次の一品の紹介ができませんが、
ゆっくりぐだぐだとやらせて頂きます。
それではまた次回に!。
うちは子供はまだいませんが、このような話を聞くとやっぱり欲しくなりますね。でも娘は、結婚式の時に泣いちゃいそうだから息子がいいかなぁ。
by Morimo (2009-11-03 21:48)
Morioさん
コメントありがとうございました。毎日こんな事があれば、かわいさ百倍なんですが、イライラさせられる方が圧倒的に多いです。でもやっぱり寝顔は毎日見てても飽きません。実は娘が嫁に行く時、泣くかどうか、友人と賭けてます。
いちさん、HitMitさん、niceありがとうございました。
by RUSH大好き (2009-11-04 19:58)