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RUSH(ラッシュ) 「EXIT STAGE LEFT(邦題:神話大全)」 [音楽]

 

  この度、本ブログを開設する運びとなりました。諸々の事情で中々更新はできないと思いますが、お付き合いの程、よろしくお願い致します。

 さて、第1回目の一品を何にしようか、色々考えましたが、このブログのタイトルを掲げている以上、

やはり、第1回目のお勧めの一品は、私がこよなく愛するカナダのロックバンド「RUSH」のアルバムから、

「EXIT STAGE LEFT」を紹介させて頂きます。それでは、「続きを読む」からどうぞ!!。

ジャケット.jpg

 

 ジャケット.jpg
アルバムタイトル:EXIT STAGE LEFT(邦題:神話大全)
リリース年:1981年 
曲目:
  01. The Spirit Of Radio
  02. Red Barchetta
  03. YYZ
  04. A Passage To Bangkok
  05. Closer To The Heart
  06. Beneath, Between, & Behind
  07. Jocob's Ladder
  08. Broon's Bane
  09. The Trees
  10. Xanadu
  11. Freewill
   12. Tom Sawyer
   13. La Villa Strangiato
メンバー:ゲディ・リー(B,Vo,Key)、アレックス・ライフソン(G,Vo)、ニール・パート(Dr) 

 1974年にデビューアルバム「RUSH」を発表したRUSH。 もうデビューから35年経っていますが、
未だに現役バリバリです。傑作アルバムは数あれど、個人的に、RUSHの最高傑作と思っているのが、
1981年に発表された本ライブアルバムです。通算10枚目、ライブアルバムとしては2枚目となります。
 彼らがもっとも脂が乗り切っている時期のアルバムと言う事、楽曲/選曲の良さ、ライブならではの圧巻の
グルーブ感等、非の付け所がないアルバムです。RUSHの入門編としても最適だと思います。
 中でも、11曲目の「Free Will(邦題:自由意志)」のギターソロ部は、変拍子でありながらも凄まじい
スピード感と怒涛の迫力で、聴いている者をただただ圧倒し、鳥肌ものです!!。
 私が初めてこのアルバムを購入した時は、まだCDなどと言うものはなく、LPレコードでした。2枚組みの
LPで、1曲目から7曲目までが1枚目、8曲目から13曲目までが2枚目という構成でした。
 その後CD化されましたが、収録時間の関係から、4曲目の「A Passage To Bangkok 」が省かれると
いう寂しい内容でしたが、リマスター版で全曲収録となりました。
 RUSHの特徴は、ギタートリオのハード・ロックバンドでありながら、変拍子を多用したプログレッシブ・ロックの香り漂わせている事です。また、ベースのゲディ・リーはシンセサイザーもバリバリ弾いて、一聴した限りではキーボーディストもいるのでは、と錯覚してしまう程、ベースとシンセサイザーをとっかえひっかえ弾いています。もちろん、このアルバムもオーバーダビングなどは一切なしです。ちなみに当時のゲディ・リーのライブ機材はこんな感じです。
ゲディの楽器.jpg
 これだけの機材を一人で操るというだけでも驚異的ですが、さらにベースとギターのダブルネックも使用し、
ライフソンのギターソロの時には、ギターでバッキングをしつつ、ペダルシンセサイザーでベースを弾くという、
荒業もこなし、シンセサイザーを弾いている時も、ペダルシンセでベースを弾きながら歌も唄ってたりします。
よく頭が混乱しないものです。
 RUSHは欧米では凄まじい人気を誇っていますが、日本ではいまいち盛り上がっていません。
本当に残念でなりません。これほどのバンドが何故日本では受け入れられないのか、本当に不思議です。
 そのせいか、1984年の来日公演以来、再来日は果たされていません。今後も来日する事はないでしょう。
 彼らが変拍子を多用する事からプログレッシブ・ロック系のバンドとの認知が広がっている事、このアルバム
の時期には、20分近い大作が多かった事もRUSH=プログレの構図を作っていたかも知れません。また、
 作詞担当のニール・パートの歌詞が難解で、ギリシャ神話の様な内容であった事も一因かも知れません。
アルバムの邦題も「神話~」、「神々の~」等々、小難しい印象を与えるものが多かったですし。
 幸運な事は、最初で最後であろう来日公演に行けた事です。徹夜でチケット売り場に並んだ事は、
今では良い思いでです。かなわぬとは知りながらも、再来日を望まずにはいられません。
 さて、デビューから35年。未だ現役の彼らですが、残酷な事に容姿は大分変わりました。
デビュー当時2.jpg
 4枚目のアルバム「2112」を発表した頃のRUSHです。左からアレックス・ライフソン、ニール・パート、
ゲディ・リーです。
現在.jpg 
  現在の彼ら。左からニール・パート、ゲディ・リー、アレックス・ライフソン。老いた・・・。
  最後に、本アルバムはビデオ/DVD化されており、YouTubeで映像を見る事ができます。
よろしければご覧下さい。
Free Willの映像です。
The Treesの映像です。次曲Xanduとのメドレーになっているため、途中で切れています。
 私が20年以上聴き続けているRUSH。最近は昔の様な大作がなく、少々寂しい限りですが、パワフルな演奏は衰える事を知りません。興味を持たれた方は、是非、本アルバムを聞いてみて下さい。ロック好きな方であれば、
中毒になる事間違いなしです!!。
 今回ブログを開設するに当たり、大変お世話になりましたMorimoさん、ichiさん、ソネブロつぶやき部のみなさん。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。
 以上、第1回目のお勧めの一品でした。それではまた!!。
*本記事中に、不適切な写真が含まれていた場合はお知らせ下さい。削除致します。

タグ:音楽 RUSH
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Morimo

解説おめでとうございます!

プログレと言えば、私は「アラン・パーソンズ・プロジェクト」が好きで、オリジナルアルバムは全部持っています。「RUSH」は不勉強であまりしらないのですが、これも何かの縁ですので、聞いてみたいと思います。

これからもよろしくお願いいたします!
by Morimo (2009-11-02 01:20) 

RUSH大好き

Morimoさん
コメントありがとうございます。
おかげさまで何とか初記事UPできました。お世話になりました。
Morimoさんもプログレ好きですか!。おなかまおなかま。
プログレ好きってあまりいないんですよね。軽い世の中ですから。
こちらの方でも情報交換できるといいですね。
RUSHのプログレっぽさは味付け程度ですので、聴きやすいと思います!。
但しサウンドはヘビーですので、そこが好みが分かれるところかも。

by RUSH大好き (2009-11-02 07:00) 

tysmina

rush関係のブログを検索してたどり着きました。私も日本で数少ない?rushのファンです。他のアルバムについても紹介を期待しています。
by tysmina (2009-12-13 20:00) 

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