MG ∀ガンダム(第8回:腕部の組立て) [ガンダム-ガンプラ]
前回の胴体組立てから大分経ってしまいました。今頭の中は来週公開される「宇宙戦艦ヤマト 復活編」の事で一杯なのですが、∀も後腕部を組立てれば本体は完成。先にこちらをかたずけ、すっきりしてからヤマトネタをしばらく続けたいと思います。と、言う訳で、腕部の組立から胴体への取り付け、頭部取付け、本体簡単レビューと一気に行きます!。腕部も中々凝ったギミックが満載です。写真の枚数がかなり多くなってしまいましたが、最後までよろしくお付き合い下さい。それでは「続きを読む」からどうぞ!。
まずは腕の部分のパーツ紹介から。片腕分です。パーツ数はそれ程多くないです。写真中央のグレーのパーツ群がフレームとなるのですが、各フレームの接続が面白そうです。特に8の字型した平べったいパーツがひじ関節になるのですが、 ひじの上下は軸ジョイントになる事が分かります。また、写真下側の手首部分になるところですが、手首と、後で解説するマニピュレータがダブルボールジョイントでの接続になるみたいですね。どんな動きをするのやら。それでは組立て開始!。
まずはひじから下の部分から。ひじ下のフレームパーツに肘関節パーツを取り付け、外装パーツの中に差し込みます。その後、ひじ上パーツを取り付けます。ひじ上パーツを先につけてしまうと、外装パーツ内部で引っかかって挿入できないので、この順序となってしまいます。
さて、ひじ関節の8の字パーツですが、ひじ上、ひじ下部とは軸接続(2重関節)になるのですが、中々面白いギミックがあります。写真左側は、ひじ下側を曲げた所。さらにひじ上側を曲げる、ひじ上パーツが、写真右の矢印部分で示した溝に沿って、スライドしてきます。これでひじの可動範囲を稼いでいます。面白い構造ですね。
続いて、手首フレームパーツをボールジョイント部にパチン!とはめ込み(写真左)、手首外装パーツを下側から挿入します(写真右)。
そして、外装フレームを取り付け、さらに胴体との接続パーツと外装をひじ上パーツの上から差し込みます。
この状態で、先程のひじ可動を確認してみましょう。ひじ下部の1軸目を曲げて(写真左)、ひじ上部の2軸目を曲げます。スライド機構のおかげで、外装が干渉する事なく、180度近い可動を確保できている事が分かります
続いてマニピュレータの組立てです。平手固定と、各指が独立して稼動するのとがあります。通常のMGでは、中指~小指までは連結して1パーツとなっているのですが、このキットでは最初から各指が独立で可動できる様になっています。それでもパーツをみてお分かりの通り、中指~小指は軸接続になっているので、指を広げる事はできなさそうです。また、手首との接続部分ですが、手首側がボールジョイントなのに対し、マニピュレータ側はボールを挟み込むような構造になっています。
マニピュレータを組立てた状態です。指が独立して動くと、右の様なピース!もできます。MGならではですね。
マニピュレータを手首にパチン!をはめ込み、やっと腕部の完成です。
手首の可動ですが、手首パーツ自体が曲がって(写真左)、さらにマニピュレータ接続部で曲がる(写真右)という、2重構造。HGのダブルオーみたいですね。マニピュレータ部分はそれ程曲がりません。
次に肩アーマーの組立てです。こちらも片腕分の全パーツです。こちらも変なギミックが満載です。写真左下側の丸っこいパーツが肝になります。
まずは上の写真の上半分を組立てます。アーマーの裏側になります。右の写真の様にアーマー下側が稼動して、腕の動きを妨げない様になっています。右の写真の矢印の部分ですが、この出っ張りを胴体に差込み、アーマーを固定します。胴体とアーマーの接続はこの部分だけです。
続いてアーマー前部の組立てです。メインのフレームにアーマー外側の小さい外装と、丸っこいパーツを取り付けます(写真左)。そしてメインの外装パーツをはめ込んで完成(写真右)。
先に完成したアーマー裏側部分を、取り付けます。取り付けは、アーマー裏側部を、写真左側の矢印部分の溝にパチン!とはめ込む様に取り付けます。これでアーマーの組立て完了。アーマーの一番端の部分は上下に展開するので(写真右)、腕を横方向に上げる時に、可動の妨げにならない様になっています。
完成した肩アーマーを、胴体に取り付けます。取付は、先程の肩アーマー側の出っ張りを、胴体側の矢印の部分に差し込みます。
アーマーを取り付けた状態を横方向から。アーマー側のリング状のパーツは、腕部取付部分にくぐらせます(写真左)。アーマー外側の可動部分を閉じると、ほとんど見えなくなってしまいます(写真右)。
肩アーマー最大のギミック。肩アーマーの前部分ですが、写真の様にクルリと回転し、腕の上下可動を妨げない様になっています。凄いギミックなのですが、スムースには回転せず、かなり引っかかります。腕を上げると連動してアーマーも動く、と言うのは不可能です。腕を上げる度に、まずアーマーを動かさなければならないので、ちょっと面倒ですね。
いよいよ腕部を胴体の軸に差込み、腕部の取り付けが完了です。
両腕を取り付けてみました。これで頭部をつければ本体完成ですね。でもその前に碗部の可動をチェックしてみましょう。
まずは水平方向。ほぼ真横まで上がります。
次に上方向、肩アーマーの可動もあり、ほぼ真上まで上がります。腕の可動範囲も、取付前と全く変わりません。
肩の前後方向の可動。前後とも45度近く動きます。上から見るともっと分かりやすいのですが、アーマーの取り外しがかなり大変なので横からでご勘弁を。さて、いよいよ頭部の取り付けを、とその前に。
前回頭部を取り付けなかったのはこの写真を撮りたかったからなんですよね。頭部と胴体はパチン!とはめ込むタイプなので、一度つけると中々外せなさそうだったので。 個人的にはかなり印象的なシーンでした。物語の前半は、この様な「お笑い系ガンダム」と思われても仕方がない、情けない格好が多かったですよね。それでは、いよいよ頭部の取り付けです。
「メットオン!!」。やはりかなり強く押し込んで、パッチン!という感じで接続。2度と外せませんね。でもやっと頭部が付きました。それにしてもスゴイな。腕のモールド・・・。
前後可動は全くしないと思っていた頭部ですが、若干前後に動きます。
本体完成しました~。感慨深いものが・・・。それでは本体完成状態を何枚か。
上半身はモールドの塊ですね。スミ入れ辛かった・・・。でも本体が完成すると、そんな苦労も吹っ飛んじゃいますね。まだ武装が残ってますが。それでは∀らしいポーズを1枚。
やはりオープニングのこのポーズですよね。ポーズしてたのはロラン君ですが・・・。
光る眼で何を見つめる∀よ・・・。牛でもいたか?。アーマーのスミ入れアップで見ると汚いですね。ここ何度やってもキレイにできないんですよ。溝が浅くて。消してしまった方が見栄えが良いかも。
ピ~ス!、と言う事で、区切りが良いところまで完成しましたので、安心してヤマトネタに集中出来そうです。映画を見終わるまではヤマトネタが続くと思いますが、また武装編で帰ってきます。長い記事になってしまいましたが、今回も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
次回は「スーパーメカニクス 宇宙戦艦ヤマト 波動砲編」の予定です。それではまた次回に!。
意外にプリティーなお顔立ちですね。
by Morimo (2009-12-06 21:49)
∀本体完成おつかれさまです!
∀は前半は生活感のあふれるMSでしたよね、牛運んだり、物干し用のひももったり、個人的にも前半の方がすきでした!
by いち (2009-12-06 22:50)
Morimoさん
∀の顔って不思議なんですよね。プリティーに見える時もあれば、戦闘シーンでは精悍に感じたり。個人的にはあのお話にあった良いデザインなのだと思います。
いちさん
確か洗濯もしてましたよね。本当に生活感あふれるMSだと思います。やはり∀とGガンダムは、他のガンダムと比べると異色ですよね。
DEN敢さん、niceありがとうございました。
by RUSH大好き (2009-12-08 23:32)